こんにちは、アラフォー看護師のきのえです!
最近は「捨て活」や「断捨離」が当たり前になってきました。SNSでも「片付けビフォーアフター」が流行っていますよね。わたし自身も「部屋をスッキリさせたい!」と思い立ち、捨て活に挑戦したことがあります。
でも、熱中するあまり、思わぬ落とし穴にはまってしまい…後悔することもありました。今日はそんな「捨て活あるある」をアラフォー目線でお伝えします。
捨て活で陥りがちな5つの落とし穴

1. 計画なしの「全出し」で部屋が地獄と化す
「よし、今日こそ片付けるぞ!」と意気込んで、クローゼットの中身を全部出してみたものの…
夕方になって「あ、今日友達と食事の約束があった!」と思い出し、結局散らかったまま外出。帰ってきたら、疲れて片付ける気力もなく、数日間「足の踏み場もない部屋」で生活することに…。
小さなエリアから始めること!「引き出し1つ」「本棚の1段」など、1〜2時間で終わる範囲に絞りましょう。
2. 「保留ボックス」が永遠の保留になる
「これはどうしようかな…」という迷いアイテムを入れる「保留ボックス」。でも期限を決めないと、その箱自体がタイムカプセルのように部屋の隅で眠り続けることに…。
保留ボックスには必ず「3ヶ月後の〇月〇日に判断する」と日付を書いておきましょう。カレンダーにもリマインダーを設定しておくと忘れません。
3. 捨てる快感に取りつかれ「必要なもの」まで捨てる
断捨離の快感を覚えると、どんどん物を減らしたくなります。わたしも一度、冬物の毛布類をまとめて処分。「手持ちで足りるよね?」と思っていたら急に冷え込んで…慌てて電気毛布などを買い足すはめに。
「要るもの」「要らないもの」「今は要らないけど季節で必要なもの」の3つに分けて判断しましょう。特に季節物は慎重に!
4. 家族や同居人のものまで勝手に処分してしまう
「どうせ使ってないでしょ?」と思って、家族のものを勝手に処分してしまうのも危険信号。特に一人暮らしから同居を始めた方は要注意です。相手の許可なく物を捨てると、信頼関係にヒビが入ることも。
自分の持ち物だけを対象にする。他人の持ち物は、必ず本人に確認してから。
5. 思い出の品をデジタル化せずに捨ててしまう
「思い出はココロに残っていればいい」と写真やアルバムを処分したものの、後になって「あの写真が見たい」と思っても二度と見ることができない…。
思い出の品は処分する前にスキャンやデジタル化を。クラウドに保存しておけば場所も取りません。
なぜわたしたちは捨て活にハマりやすいのか?

アラフォー世代特有の心理
わたしたち30代後半〜40代前半の世代は、バブル期に育った「モノに囲まれて育った最後の世代」。一方で、ミニマリストの考え方にも憧れる「狭間の世代」です。
加えて、この年代は仕事や家庭でのポジションも変化する時期。新しい自分を求めて「捨てることで生まれ変わりたい」という気持ちが強くなります。
ストレス解消法としての断捨離
看護師として働いていると、強いストレスを感じることも少なくありません。以前、病棟で夜勤があった頃は特に疲れ果てていました。そんな時、「部屋を片付ければスッキリするかも」と思い立ち、勢いで物を捨てることも…。
物を捨てると一時的に達成感や快感を得られるため、ストレス発散になることは確かです。でも、それが行き過ぎると「断捨離依存症」になってしまうことも。
断捨離依存症チェック
以下の項目に3つ以上当てはまる方は要注意!
- □ 物を捨てることに強い快感を感じる
- □ 休日は「何を捨てようか」と考える時間が長い
- □ 捨てられるものがないか常に探している
- □ 贈り物をもらうと「また物が増える」と内心ため息をつく
- □ 家族や周りの人にも断捨離を強要する
- □ 「持たない暮らし」の情報ばかり集めている
アラフォーのための「ちょうどいい」捨て活のコツ

1. 自分の「なぜ」を明確にする
捨て活を始める前に「なぜ片付けたいのか」を考えてみましょう。
- 部屋を広く使いたい
- 掃除を楽にしたい
- お気に入りのものだけに囲まれたい
- 新しいインテリアを置きたい
目的が明確になれば、「何を残すべきか」も自ずと見えてきます。
2. 時間に余裕をもって少しずつ進める
「今週末に全部やる!」ではなく、「今月の週末に少しずつやる」くらいの余裕を持ちましょう。特にアラフォー世代は体力的にも一気にやりきるのは無理があります。
仕事から帰って疲れている時に捨て活を始めるのも避けた方が無難。判断力が低下している時は、後悔する決断をしやすくなります。
3. 「持つコスト」を考える
アラフォーになると「時間」の大切さを実感する年代。物を持つことで発生する「管理時間」も考慮しましょう。
例えば、使わない調理器具が10個あれば、掃除や収納の手間が発生します。本当に必要な2〜3個に絞れば、その分の時間を自分のために使えます。
4. 資産になるものは慎重に判断
つみたてNISAを4年以上続けているわたしが特に気をつけているのは「資産価値のあるもの」の判断です。
例えば、ブランド品や趣味のコレクションなど、将来価値が上がる可能性のあるものは、「いつ手放すか」の判断も資産運用の一部と考えましょう。
アラフォーだからこそのメリット:捨て活で手に入れられるもの

適切な捨て活は、アラフォー世代に特に大きなメリットをもたらします。
1. 時間と心の余裕
物が減れば掃除や整理の時間が減り、自分のための時間が増えます。アラフォーは仕事や家庭で忙しい時期だからこそ、この「時間の余裕」は貴重です。
2. ライフスタイルの再確認
「これは本当に必要?」と問いかけながら物を見直すことで、自分の価値観や大切にしたいことが見えてきます。40代に向けて「これからどう生きたいか」を考えるきっかけにもなります。
3. 経済的なメリット
不要品を売却すれば臨時収入に。また、「本当に必要なもの」がわかれば、無駄な買い物も減ります。将来に向けての資産形成にも好影響です。
まとめ:バランスの取れた「ちょうどいい」捨て活を

捨て活は、やり過ぎれば後悔の原因に。でも適度に行えば、生活の質を大きく向上させる魔法のような取り組みです。
特にわたしたちアラフォー世代は、物への執着とミニマルな暮らしへの憧れ、両方の気持ちを持っています。だからこそ「ちょうどいい」バランスを見つけることが大切です。
最後に看護師として一言。心と体の健康は何よりも大切な資産です。捨て活に疲れたら、少し休憩を。「片付けなきゃ」というプレッシャーに負けず、自分のペースで進めていきましょう。
シンプルに、でも無理なく。そんな「ちょうどいい」捨て活が、きっとあなたの日常に小さな幸せをもたらしてくれるはずです。
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