こんにちは!アラフォー看護師のきのえです
物であふれていた2DKから、必要最小限の持ち物だけの1K、そして今は愛猫たちと過ごす1LDKへ。断捨離をきっかけに、私の生活は大きく変わりました。今回は、シンプルな暮らしがもたらした心と体の変化をお伝えします。
はじめに:断捨離で変わった私の暮らし
「いつか使うかも」「もったいない」という言葉と共に物を溜め込み、友人には「マキシマリスト」と呼ばれていた私。2DKのアパートは本や服、雑貨などでいっぱいでした。

掃除をするたびに「これをどかして、あれもどかして」の繰り返し。
気づけば休日は「モノの管理」に費やされていました。そんな時、通勤時間を減らすために会社の近くに引っ越そうと決意したのです。
新居は1K。「これは危機だ」と感じた私は、断捨離を決意。最初は1つ1つ悩みましたが、お片付け系の本やYouTubeを参考に「本当に必要なもの」を見極める感覚が身についていきました。
結果、荷物は半分以下に減り、生活はシンプルに。毎日の掃除は10分程度で終わるようになりました。

断捨離が心にもたらす効果

視界と心がクリアに
最も驚いたのは、部屋が片付くと同時に、頭の中も整理されたこと。以前は目に入る場所にモノがあふれ、常に「あれもしなきゃ」というタスクが視界に入っていました。
今は必要なものだけが決まった場所に収まり、目に入る景色がシンプルに。仕事から帰宅しても、リラックスできるようになりました。
モノへの執着が減少
以前は「SNSで投稿したさに物が欲しい」「あの限定品を手に入れたい」と常に何かを求めていました。

でも、必要なものを厳選する習慣がつくと、「欲しい」という気持ちそのものが減ってきたのです。
今では定期的に手持ちの物を見直し、不要になったものはメルカリなどで手放しています。新しいものを買う前に「本当に必要?」と自問する習慣も身につきました。
選択肢が減って決断疲れが解消
「今日はどの服を着よう」「どの食器を使おう」といった小さな選択でもエネルギーを使っていました。服は本当に着る数=ハンガーの数だけに減らし、食器も必要最小限に。選ぶストレスから解放され、朝の準備がスムーズになりました。
日常の選択肢を減らすことで、大切なことに集中するエネルギーが温存できるようになったのです。
片付けが身体にも良い理由
健康的な室内環境に
物が少ないと掃除が本当に簡単。ホコリやカビが溜まる場所も減りました。年末の大掃除もらくちん。
今は「ゆもち」と「ちまき」という2匹の猫を飼っていますが、物が少ないおかげで猫の毛が溜まる場所も限られ、掃除しやすくなっています。
動線がスムーズで無意識のストレスが軽減

物が多いときは、部屋の中を移動するのにも「あれにぶつかりそう」「これを踏みそう」という無意識の緊張感がありました。今は必要なものだけなので、部屋の動線がスムーズ。
睡眠の質が向上
断捨離後、最も実感しているのが睡眠の質の向上です。寝室に余計なものがなく、寝る前に目に入るのは、好きなインテリアとすっきりした壁だけ。寝つきが良くなり、途中で目が覚めることも減りました。
睡眠の質が上がると、日中のパフォーマンスも向上するので、一石二鳥でした。
すっきり空間と新たな挑戦
自己肯定感の向上
朝起きて整った部屋を見ると、「自分はきちんと自分の環境を整えている」という小さな達成感があります。以前は「散らかった部屋を見て自己嫌悪」という負のループに陥りがちでしたが、今は「きれいな部屋を維持できている自分」を自然と認められるようになりました。
厳選された「お気に入り」だけの暮らし
残したものは「本当に好き」「本当に必要」なものだけです。
大量にあった本は思い切って減らし、今では本棚すら持っていません。「いつか読むかも」と溜め込んでいた本を手放したことで、逆に本当に今読みたい本だけを手元に残して、その本たちに集中できるようになりました。

特に気に入っているのは、今読みたい数冊の本だけを置いたシンプルな空間。毎日見ても飽きない心地よい場所です。
心の余裕から生まれた猫との暮らし
1Kのシンプルな暮らしを続けるうちに、心に余裕が生まれてきました。そして気づいたのです。「今までできないと思い込んでいたことに、挑戦できるかもしれない」と。
私の場合、それは長年の夢だった「猫を飼うこと」でした。忙しさや狭い部屋を理由に諦めていた夢です。でも、物が減り、時間とエネルギーに余裕ができたことで「ペットと暮らせるかも」という気持ちが芽生えました。
そこから、ペット可の1LDKへの引っ越しを決意。シンプルな暮らしの基本はそのままに、ゆもちとちまきという2匹の猫を家族に迎えることができました。物の数はペットに必要なものが増えた程度で、基本的な暮らしのスタイルは変わっていません。
2匹の猫たちは広々としたスペースを自由に走り回り、私は彼らと遊ぶ時間を十分に取れています。余計な物に時間を取られなくなったからこそ可能になった幸せです。

まとめ:断捨離で手に入れた、心と体のバランス
当初は「狭い部屋に引っ越すから仕方なく」始めた断捨離でしたが、結果的に心も体も軽くなりました。物を手放すことで、新たな可能性が広がったと感じています。
特に印象的だったのは、物が減ると同時に、悩みやストレスも減っていったこと。自分にとって本当に必要なものが見えてきたのは、物だけでなく、人間関係や仕事においても同じでした。
「断捨離は片付けではなく、自分を見つめ直す作業」だと実感しています。皆さんも、少しずつでも物を見直してみませんか? 予想以上の変化が待っているはずです。
シンプルな暮らしは「何もない寂しさ」ではなく、「必要なものだけがある豊かさ」なのだと、ゆもちとちまきと過ごす静かな夜に、しみじみ感じる今日この頃です。

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