「最近疲れやすくなった」「健康診断の数値が気になる」そんな悩みを感じていませんか?
こんにちは、アラフォー看護師のきのえです。私は内科の臨床現場で働く中で、多くの生活習慣病の患者さんと向き合ってきました。
「もっと早くから気をつけていれば…」
そう後悔される患者さんをたくさん見てきた私だからこそ、伝えたいことがあります。
生活習慣病は予防できるんです!
今回は、忙しいアラフォー世代でも無理なく続けられる予防法をお伝えします。
アラフォーこそ注意!生活習慣病って何?

生活習慣病とは、日々の食事・運動・睡眠・ストレスなどの積み重ねが原因となる病気のこと。
- 高血圧
- 糖尿病
- 脂質異常症(コレステロールや中性脂肪が高い状態)
- 肥満
- 心筋梗塞や脳卒中のリスク上昇
特に怖いのは、これらの病気が「サイレントキラー」と呼ばれること。初期には自覚症状がほとんどないため、気づいたときには進行していることも…。
自覚症状がないために、医師のアドバイスを聞き流してしまう方が多いです。
又、末期の患者さんのカルテを開くと「糖尿病の治療を中断した」という既往歴のコメントが書いてあったりします😭「俺は自業自得だよ」と話される透析患者さんの言葉を聞くと胸がキュッとなります。
なぜアラフォーから増える?私たちの生活に潜む原因
30代後半から40代にかけて、生活習慣病のリスクが急上昇します。原因はこんなところに↓
- 仕事や家事に忙しく、つい外食やコンビニ食に頼りがち
- デスクワークが増え、運動量が激減
- 「疲れが取れにくい」と感じるようになった
- ストレスを食べ物やお酒で解消しがち
「あ、私のこと?」と思った方、安心してください。私も病棟勤務時代は夜勤明けにコンビニスイーツで癒やされる日々でした。
今日から始める!生活習慣病を防ぐ5つの習慣

1. 食事は「ちょっとした工夫」で変わる
完璧な食事を目指すのではなく、小さな習慣から:
- コンビニでもサラダやスープを一品プラス
- 炭水化物の量を少し減らして、タンパク質と野菜を増やす
- 甘い飲み物は週に数回に減らし、普段は水かお茶に
- 夕食は寝る3時間前までに済ませる
「全部変える」より「一食の質を少し上げる」ことから始めましょう。
2. 「ながら運動」で無理なく体を動かす
「運動する時間がない」という方にこそおすすめの方法:
- テレビを見ながらストレッチ
- 通勤電車では一駅分歩く
- エレベーターではなく階段を使う
- 掃除や洗濯を少し丁寧にやるだけでも立派な運動に
病棟時代、忙しくて運動できなかった私も、今はこの「ながら運動」で毎日8,000歩を目指しています。

3. 睡眠の質を上げる工夫
夜勤中の肌荒れに悩んでいた私が実践していた方法:
- 寝る1時間前にはスマホを見ない
- 寝室は少し涼しめの温度に設定
- 休日は日光を浴びて体内時計をリセット
- 「今日も頑張った」と自分を労わりながら眠る
良質な睡眠は、翌日の食欲コントロールにも影響します。

4. ストレス解消法を持つ
生活習慣病の大きな原因の一つがストレス。私の場合は:
- お気に入りのカフェラテを飲む時間
- 連勤続きで散らかった部屋を片付ける
- 猫と遊ぶ時間を作る(猫を吸う)
5分でもいいので、自分だけのリラックスタイムを大切にしましょう。

5. 健診結果と向き合う
「怖いから見ない」は最大のリスク。私もコレステロール値が高くて毎回ガッカリしていました。それでも向き合うことで:
- 早期発見なら生活習慣の見直しだけで改善することも
- 毎年の変化を見ることで、自分の体の傾向がわかる
- 「ちょっと高め」のうちに対策すれば、薬に頼らずに済むことも
健診結果は「自分を責めるもの」ではなく「未来の自分を守るヒント」です。
今日からできる小さな一歩

完璧を目指さず、できることから少しずつ。
「全部やらなきゃ」と思うと長続きしません。私も最初は「水を多く飲む」ことから始めました。その小さな成功体験が、次の健康習慣につながっていきます。
アラフォー世代は、まだまだ体が応えてくれる時期。この記事を読んだ今日から、小さな一歩を踏み出してみませんか?
未来の自分が、今の自分に感謝する日が必ず来ますよ。
読んでくださってありがとうございます!
皆さんの「キレイになりたい」「将来に備えたい」という
想いに寄り添えるよう、これからも発信していきます。
気になることや聞いてみたいことがありましたら、
ぜひコメントでお聞かせください😊
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